パッチギを観て、
もう1つ、別の観点から思うこと、を。


朝鮮籍。
って、南北がどうのとか言う話ではなくて。
外国籍。
国籍。
籍って、何を表すモノだろう、って考えたことはありますか？


言葉の意味としては、「～として登録されているということ」

外国籍とか永住とか帰化とかいろいろ言うから、
余計にややこしくなるんじゃないかなぁ、と
筆者は思うのです。

日本に生まれ、日本で暮らすヒトなら、
日本国籍でいいんじゃないかと思うのです。
ルーツがどうであれ。

別に、過去とかルーツを捨てろって話じゃなくて。
現在の実態に合わせた帳簿への登録、とでも言うのかな。


もっとも…
日本人だって、現住所以外に、本籍地があります。
ごくたまにしか使わない戸籍謄本の取得とか、本籍地でなければ手続きできないもの以外は、
住所地から離れたところに登録してあっても、あまり不便はありません。

せいぜい、結婚して新しい生活拠点を作る時に、
親元から分離したり、移したりを考える程度じゃないでしょうか。

そういえば、昔とある友人が言っていた言葉で、
結婚だって、紙切れ一枚の契約関係
なんてのもありました。
同棲と結婚の境界、社会的認知という側面から見れば、確かにそうなんですが、
これだって、本質と乖離したところにある、紙の上の話だと思います。


まぁ確かに、大概のモノは、
何かの紙切れに署名したかしないかとかで属性付けされるんですが。
そのほとんどは、本質からは乖離しているんじゃないかな、とか、
むしろ虚像とリンクした属性付けだったりするかも、とか。

無関心による乖離、
固執と虚像、
本質的な実体。

様々なしがらみが解けた先、でないと
結論の出ない問題かもしれませんね。