おしらせ当blogは、移転して更新しています。 移転先はこちら |
Wed, Jan 22, 2025 13:36
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
Tue, Jun 12, 2007 21:10
プレステージ
故意か偶然か、
トリックか科学か魔術か、
興業か偉業か勝負か、
表の華々しさか、裏のドロドロか、
枝分かれした道のどちら側に立っているのが、本当の自分なのか。
支払われる犠牲という対価、
道を見失うプロセス、
観衆の歓声を偉業への賞賛として受け陶酔するところに潜む、人生の罠。
故意か偶然か、
トリックか科学か魔術か、
興業か偉業か勝負か、
表の華々しさか、裏のドロドロか、
枝分かれした道のどちら側に立っているのが、本当の自分なのか。
支払われる犠牲という対価、
道を見失うプロセス、
観衆の歓声を偉業への賞賛として受け陶酔するところに潜む、人生の罠。
PR
Sun, Jun 10, 2007 22:10
あるスキャンダルの覚え書き
自由、
孤独、
心の隙間。
枯渇感に突き動かされ、道を見誤る。
正論に対しても、牙を向ける。
そして、堕落。
一方、
その堕落を前提に、支配を企む輩。
正論のフリをした、邪なアプローチ。
邪念は露見し、諸々を失う。
いずれも、エゴによる視野狭窄。
その狭窄に嵌るのも解らなくはないが、
もっとも嵌りたくないモノの1つでもある。
Continue...
自由、
孤独、
心の隙間。
枯渇感に突き動かされ、道を見誤る。
正論に対しても、牙を向ける。
そして、堕落。
一方、
その堕落を前提に、支配を企む輩。
正論のフリをした、邪なアプローチ。
邪念は露見し、諸々を失う。
いずれも、エゴによる視野狭窄。
その狭窄に嵌るのも解らなくはないが、
もっとも嵌りたくないモノの1つでもある。
Continue...
Fri, Jun 08, 2007 23:50
パッチギ! LOVE&PEACE
自らの意志で守りたいと思うモノに対して、体を張り、命を賭す。
作中に登場する、大東亜共栄圏内の徴兵とか、
某特攻隊映画ともとれる劇中映画「太平洋のサムライ」とか、
自由意志を越えたところで命を賭さざるをえないのとは違う、何かがある。
生き抜くため、あるいは何かを守るため、
自ら進んで泥をかぶることも辞さないところにある、輝き。
誇れるような泥ではないこともままあるけれど、
そこには、ヒトが生きているという実感が、ある。
自らの意志で守りたいと思うモノに対して、体を張り、命を賭す。
作中に登場する、大東亜共栄圏内の徴兵とか、
某特攻隊映画ともとれる劇中映画「太平洋のサムライ」とか、
自由意志を越えたところで命を賭さざるをえないのとは違う、何かがある。
生き抜くため、あるいは何かを守るため、
自ら進んで泥をかぶることも辞さないところにある、輝き。
誇れるような泥ではないこともままあるけれど、
そこには、ヒトが生きているという実感が、ある。
Fri, Jun 08, 2007 21:20
そのときは彼によろしく
何かを待ち続けること、本当に大丈夫なのかという不安。
それらに打ち克ち、進むこと。
spanの短い、一般的なものとしては、睡眠。
spanの長いものの代表として作中に出てくる、鬼蓮の種。
そして…本作のキーとなる話。
もちろん、そんな極端なモノばかりではなくて、
普通に生活している中にも、不安なんて山ほどあるんだけど。
決定的崩壊や物理的破損といった、
きっぱり割り切って次っ、ていう話でなければ、
そこには一縷の望みと大きな不安が生まれます。
それを乗り越えていくパワーと、
その先にある感動を垣間見せてくれる一本ですね。
何かを待ち続けること、本当に大丈夫なのかという不安。
それらに打ち克ち、進むこと。
spanの短い、一般的なものとしては、睡眠。
spanの長いものの代表として作中に出てくる、鬼蓮の種。
そして…本作のキーとなる話。
もちろん、そんな極端なモノばかりではなくて、
普通に生活している中にも、不安なんて山ほどあるんだけど。
決定的崩壊や物理的破損といった、
きっぱり割り切って次っ、ていう話でなければ、
そこには一縷の望みと大きな不安が生まれます。
それを乗り越えていくパワーと、
その先にある感動を垣間見せてくれる一本ですね。
Thu, Jun 07, 2007 19:00
俺は、君のためにこそ死ににいく
みーんな、素晴らしか、美しか若者たちでございもした。
って、確かに、
人生の枠の中で精一杯生きることとか、
何かを守るために命を投げ出していくとか、
飛び立っていった若者たちの表側だけ見れば、
確かに美しく素晴らしい側面もあるかもしれません。
しかし、
そういう若者たちの命を利用し、特攻を指揮した側、
戦時洗脳体制とでも呼べるような、特殊な環境、
そして、映画では描かれていない、
特攻志願者をつのる施設の話。
そういう、どろどろした側面があるのが、戦争。
まぁ、ある種の嘔吐感を伴うような話ばかり並べても
なかなか感動作にはならないわけですが、
そういう側面もある、ということを忘れずにいたいと、
筆者は思います。
みーんな、素晴らしか、美しか若者たちでございもした。
って、確かに、
人生の枠の中で精一杯生きることとか、
何かを守るために命を投げ出していくとか、
飛び立っていった若者たちの表側だけ見れば、
確かに美しく素晴らしい側面もあるかもしれません。
しかし、
そういう若者たちの命を利用し、特攻を指揮した側、
戦時洗脳体制とでも呼べるような、特殊な環境、
そして、映画では描かれていない、
特攻志願者をつのる施設の話。
そういう、どろどろした側面があるのが、戦争。
まぁ、ある種の嘔吐感を伴うような話ばかり並べても
なかなか感動作にはならないわけですが、
そういう側面もある、ということを忘れずにいたいと、
筆者は思います。
Thu, Jun 07, 2007 15:50
大日本人。
どこかに居そうな日本人、的な特性をかき集めたようなキャラ。
多数派ってわけじゃなくて、存在量とインパクトを掛けて大きい方を採ったような感じ。
ある種、非凡である。(笑)
それだけならまぁ日本人なわけですが。
それが、大きくなって、戦うのだ。
がんばれ、大日本人。(笑)
監督・ばんざい!はおもいっきりたけし世界、
本作はおもいっきり松本世界。
監督、と言う点から対比して観るもまたヨシ、といったところでしょうか。
どこかに居そうな日本人、的な特性をかき集めたようなキャラ。
多数派ってわけじゃなくて、存在量とインパクトを掛けて大きい方を採ったような感じ。
ある種、非凡である。(笑)
それだけならまぁ日本人なわけですが。
それが、大きくなって、戦うのだ。
がんばれ、大日本人。(笑)
監督・ばんざい!はおもいっきりたけし世界、
本作はおもいっきり松本世界。
監督、と言う点から対比して観るもまたヨシ、といったところでしょうか。
Wed, Jun 06, 2007 23:58
女帝 エンペラー
愛とか憎しみとか権力とか復讐とか背徳とか言うよりも、
それらがもっと濃縮された、理性とエゴの火花ですね、これは。
燃えさかる炎、その奥に潜む甘美さ。
そして、その炎が周囲に刻む、爪痕。
あまりにも強いその炎は、どこまで焼き尽くすのか…
愛とか憎しみとか権力とか復讐とか背徳とか言うよりも、
それらがもっと濃縮された、理性とエゴの火花ですね、これは。
燃えさかる炎、その奥に潜む甘美さ。
そして、その炎が周囲に刻む、爪痕。
あまりにも強いその炎は、どこまで焼き尽くすのか…
Wed, Jun 06, 2007 21:25
リーピング
旧約聖書に登場する10の災い、に沿った厄災が起こっていく恐怖。
信じるべきモノの選択に迷い、悪魔に利用されていく。
そこにあるのは、畏怖と服従なのか、恐怖と被支配なのか…
日本で恐怖と言ったら怨念とか悪霊とかだし、
聖書は基礎知識の枠の外なので、
これがもし邦画だったら、The Ringみたいなことになるのかなー、
とか思ってみたり。
本作はアメリカ製ですし、その辺は問題無く(?)怖いですね。
旧約聖書に登場する10の災い、に沿った厄災が起こっていく恐怖。
信じるべきモノの選択に迷い、悪魔に利用されていく。
そこにあるのは、畏怖と服従なのか、恐怖と被支配なのか…
日本で恐怖と言ったら怨念とか悪霊とかだし、
聖書は基礎知識の枠の外なので、
これがもし邦画だったら、The Ringみたいなことになるのかなー、
とか思ってみたり。
本作はアメリカ製ですし、その辺は問題無く(?)怖いですね。
Tue, Jun 05, 2007 23:57
スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい
ひとりのターゲットに掛けられた、高額な報奨金。
それを狙って、ならず者たちが集まる。
集まった連中は…ターゲットも狙うが、他のチームの足も引っ張る。
まさに、船頭多くして、船、山に登るですな。
しかも、高額報償というエサで、船頭を増やしてしまっては、
どうにもなりませんね。
陰謀とエゴと策略と誤解の渦巻くにわか戦場の行く末は…
全てのエゴがぶつかり合い、全てのエゴが砕け散る。
ひとりのターゲットに掛けられた、高額な報奨金。
それを狙って、ならず者たちが集まる。
集まった連中は…ターゲットも狙うが、他のチームの足も引っ張る。
まさに、船頭多くして、船、山に登るですな。
しかも、高額報償というエサで、船頭を増やしてしまっては、
どうにもなりませんね。
陰謀とエゴと策略と誤解の渦巻くにわか戦場の行く末は…
全てのエゴがぶつかり合い、全てのエゴが砕け散る。
Tue, Jun 05, 2007 20:55
監督・ばんざい!
ギャング映画を封印し、
撮った映画はギャグ映画。
とでも言ったところでしょうか。
前半は、短編をあれこれ撮っていく監督の葛藤、というか、
脚本さえマトモにセレクションすれば、どんな映画でも撮れそうだなー、
と思わせるほど、技巧的には問題なさげで。
でも、セレクションしてくる脚本が、どーもギャグ路線。
映画好きに贈る…というか、
いろんな映画をパロってるから、元を知ってたほうが楽しめるというか。
後半はそれでも1本のストーリーにまとまってくるんだけど、
前半であれこれやったことが伏線として絡んできたりして。
北野の脳と、ビートのスタンスがミックスされた、
アタマを使うバカ映画、とでも言ったところでしょうか。
単純に笑うもヨシ、複雑に絡むストーリーを追うもヨシ、
っていうのは微妙にニッチな気もしますが(笑)
ギャング映画を封印し、
撮った映画はギャグ映画。
とでも言ったところでしょうか。
前半は、短編をあれこれ撮っていく監督の葛藤、というか、
脚本さえマトモにセレクションすれば、どんな映画でも撮れそうだなー、
と思わせるほど、技巧的には問題なさげで。
でも、セレクションしてくる脚本が、どーもギャグ路線。
映画好きに贈る…というか、
いろんな映画をパロってるから、元を知ってたほうが楽しめるというか。
後半はそれでも1本のストーリーにまとまってくるんだけど、
前半であれこれやったことが伏線として絡んできたりして。
北野の脳と、ビートのスタンスがミックスされた、
アタマを使うバカ映画、とでも言ったところでしょうか。
単純に笑うもヨシ、複雑に絡むストーリーを追うもヨシ、
っていうのは微妙にニッチな気もしますが(笑)
Tue, Jun 05, 2007 18:50
秒速5センチメートル
lowteen、highteen、そして成人と、
初恋的な純情を綴る3連作。
現代的大人になるにつれ、忘れていくような切なさと言うのかな、
ほのかに甘酸っぱくてかつほろ苦い世界、とでも言うのかな、
大作映画的な「おぉっスゲェ~」というのは無いけれど、
心に響く名作ですね、これは。
lowteen、highteen、そして成人と、
初恋的な純情を綴る3連作。
現代的大人になるにつれ、忘れていくような切なさと言うのかな、
ほのかに甘酸っぱくてかつほろ苦い世界、とでも言うのかな、
大作映画的な「おぉっスゲェ~」というのは無いけれど、
心に響く名作ですね、これは。
Tue, Jun 05, 2007 17:35
主人公は僕だった
実体験をベースに脚色して、自分を主人公にして小説化する…
というのは聞く話ですが(以前、筆者もやったことがあります ^^;)
これは、別の誰かが書いている(進行中の)小説とリンクしてしまう男の話。
しかも…小説のエンディングは、主人公は死んでしまうという筋書きで。
迫り来る死の運命、死に対する葛藤、
そのカギを握っている小説家へのアプローチ…
意に反して何かを失いつつある時の、ヒトの行動。
それが空想の世界だけの出来事なのか、
現実とリンクしている出来事なのかは定かではないけれど、
誰かの運命の鍵を握る立場。
ヒトは果たして、誰かに対して悲劇を突き付けることが出来るのか。
心の深淵を覗き込むようなストーリーですね。
実体験をベースに脚色して、自分を主人公にして小説化する…
というのは聞く話ですが(以前、筆者もやったことがあります ^^;)
これは、別の誰かが書いている(進行中の)小説とリンクしてしまう男の話。
しかも…小説のエンディングは、主人公は死んでしまうという筋書きで。
迫り来る死の運命、死に対する葛藤、
そのカギを握っている小説家へのアプローチ…
意に反して何かを失いつつある時の、ヒトの行動。
それが空想の世界だけの出来事なのか、
現実とリンクしている出来事なのかは定かではないけれど、
誰かの運命の鍵を握る立場。
ヒトは果たして、誰かに対して悲劇を突き付けることが出来るのか。
心の深淵を覗き込むようなストーリーですね。
[PR]